どーもVOXです
『自分に合った(自分好みの)ウイスキーってどうやって選べば(見つければ)いいんだろう?』
こんな疑問にお答えします
・ウイスキーを選ぶ時のポイント
1.ウイスキーの種類
2.ウイスキーをどのように飲むか
3.ウイスキーの価格
この記事を書いているVOXは
・ウイスキー検定2級
・ウイスキー歴9年
・カフェバーの店長歴6年
この記事を読めば、あなた好みのウイスキーがきっと見つかりますよ!
早速紹介していきます!
ウイスキーを選ぶ時のポイント
自分に合ったウイスキーを探そうとして、全てのウイスキーを購入して飲んだり、バーに毎日通って注文したり、、、というのは現実的ではありませんよね
ではどうするのか?というと、ウイスキーの知識をつけるというのが近道になります
例えば、僕たちみたいにある程度ウイスキーの知識がある人は
『スコッチはこんな香味』『バーボンはこんな具合』『ブレンデッドウイスキーならこうだね』
と、産地や種類なんかで、ある程度の味や香りが分かっちゃいます!
ですのでウイスキーを選ぶポイントとして
1.ウイスキーの種類 2.ウイスキーをどのようにして飲むか 3.ウイスキーの価格
この3つのポイントから紹介しようと思います
ウイスキーの種類
ウイスキーの種類は大きく、産地とブレンドの仕方に分けられます
産地でいうと、世界5大ウイスキーとも言われるように
・スコッチ・アイリッシュ・アメリカン・カナディアン・ジャパニーズ
ブレンド別でいうと
・モルトウイスキー・グレーンウイスキー・ブレンデッドウイスキー
一つずつ紹介していきます
スコッチウイスキー
スコッチウイスキーはスコットランドで造られているウイスキーです
特徴は何と言ってもピートが生み出すスモーキーさ
スモーキーさはスコッチの代名詞で、くせが強く初心者には敬遠されがちですが、世界で一番売れているウイスキーです
ジャパニーズウイスキーはスコッチウイスキーを手本として造られていますので、スコッチは日本人との相性も良いんではないでしょうか
アイリッシュウイスキー
アイリッシュウイスキーはアイルランドで造られているウイスキーです
アイリッシュの特徴は、なめらかさ・マイルドさ
アイリッシュウイスキーは蒸留を3回行います(他のウイスキーは通常2回)
蒸留が多いと何が良いか?というと、やればやるほど雑味が少なくなります。つまり味がなめらかになり、口当たりもサラッとして飲みやすくなる
アメリカンウイスキー
アメリカンウイスキーはアメリカで造られているウイスキーです
アメリカン=バーボンと勘違いしている人もたまにいますが正確には
アメリカンの中の一部がバーボン、です
アメリカンの特徴はバーボンの特徴でもある、甘さ・コクの深さ
アメリカンはトウモロコシやライ麦を多く使用していますので、甘さが際立ちます
バーボンが好きな人は良く「コーラ」で割ったりして飲んでいます。つまりカクテルにも合うウイスキーということになりますね
※カフェバーで働いているとき、常連のアメリカ人のお客様が毎回『バーボン&コーク』と注文されていました
カナディアンウイスキー
カナディアンウイスキーはカナダで造られているウイスキーです
カナディアンの特徴は、ソフトさ・スムーズさ
初心者の方に一番おすすめなウイスキーは、カナディアンウイスキーではないでしょうか
どんな飲み方をしても飲みやすいウイスキーですが、一番のおすすめはハイボール(ソーダ割り)です
ジャパニーズウイスキー
ジャパニーズウイスキーは当然ですが、日本で造られているウイスキーです
ジャパニーズの特徴は、日本人ならではの繊細さ・複雑さ
その繊細さが世界中を虜にした結果、皮肉にも原酒不足の要因となってしまいましたね、、、
モルトウイスキー
ここからはブレンド別で紹介します
(産地によって呼び方が違ったり、別の定義もありますが今回は分かりやすく3つにしてあります)
モルトウイスキーはモルト(大麦麦芽)のみを使用したウイスキー
その蒸留所の個性やこだわりをそのまま楽しめるウイスキーがモルトウイスキー
故に、くせが強いウイスキーでもあります
つまり、スコッチのモルトウイスキーはくせがかなり強い!とも言えます(例外もあります)
グレーンウイスキー
グレーンウイスキーはトウモロコシなど穀類を原料としたウイスキー
モルトウイスキーと逆で、くせが少なく比較的飲みやすいウイスキーです
が、グレーンウイスキーとして世に出回っているものはほとんど無く、ブレンデッドウイスキーのブレンド用として使用されるのが一般的です
※因みに、グレーンウイスキーの代表作はサントリーウイスキー「知多」です
ブレンデッドウイスキー
ブレンデッドウイスキーは先に紹介した、モルト+グレーンをブレンドしたものです
モルトの強すぎる個性をグレーンで中和して飲みやすくしたウイスキーです
初心者の方におすすめのウイスキーとも言えます
ウイスキーの飲み方
普段ウイスキーをどのようにして飲むか
これによっても、ウイスキーを選ぶポイントが変わってきます
9つの飲み方やその特徴はこちらの記事を参考にして下さい
例えば、先ほどの産地別ブレンド別ウイスキーと組み合わせると
ソーダ割りやお湯割り、トワイスアップなどの「香り」をより楽しむ飲み方が好きな方は、スコッチやモルト
水割りで和食と一緒に、という方には、ジャパニーズ
初心者すぎて飲み方も良く分からない!という方には、カナディアンやブレンデッドをソーダ割り
参考記事には書いていませんが、コーラで割って飲みたい!という方には、アメリカン(バーボン)
こんな具合です
ウイスキーの価格
ここまでの・種類・ブレンド・飲み方で、ある程度自分に合いそうなウイスキーが、何となくわかってきたかと思います
しかしここで問題になってくるのが「価格」ですよね
ウイスキーは千円以下のものから数万円のものまでピンキリです
そこで価格別に、おすすめのウイスキーを紹介していきます
1,000円前後のウイスキー
ティーチャーズ
ティーチャーズはブレンデッドスコッチウイスキーです
この価格でこのスモーキーさは素晴らしいと言わざるを得ません
バランタイン(ファイネスト)
バランタインもブレンデッドスコッチウイスキーです
スコッチですがそこまでスモーキーではなく非常に飲みやすいウイスキーです
カナディアンクラブ
カナディアンクラブはブレンデッドカナディアンウイスキーです
初心者の方におすすめのウイスキーです
おすすめの飲み方はハイボール!
2,000円~5,000円前後のウイスキー
ジョニーウォーカー(ブラックラベル)
ジョニーウォーカーはブレンデッドスコッチウイスキーです
世界ナンバーワンの売上を誇ります(インディアンウイスキーを除けば)
ジャックダニエル
ジャックダニエルはテネシーウイスキーです(バーボンの定義も満たされている)
アメリカンウイスキーの中では売上ナンバーワンです
メーカーズマーク
メーカーズマークはバーボンウイスキーです
コーラ割りなどカクテルに使用してもGood!
知多
知多はシングルグレーンジャパニーズウイスキーです
非常に飲みやすく、ハイボールがおすすめです
バランタイン17年
バランタイン17年はブレンデッドスコッチウイスキーです
「ザ・スコッチ」とも称されるスコッチの代名詞です
~10,000円のウイスキー
マッカラン12年
マッカランはシングルモルトスコッチウイスキーです
スコッチのロールスロイスとも称される高級ウイスキー
どんな飲み方でも美味しく飲めるウイスキー界のエースです
山崎
山崎はシングルモルトジャパニーズウイスキーです
ジャパニーズウイスキーの代名詞。くせは強いです
白州
白州はシングルモルトジャパニーズウイスキーです
ジャパニーズウイスキーの中ではスモーキーな部類に入ります
響
響はブレンデッドジャパニーズウイスキーです
高級ウイスキーで飲みやすいウイスキーと言えば「響」でしょう!
まとめ
今回はウイスキーの選び方を、種類や飲み方、価格に分けて紹介しました
とりあえず「飲みやすいウイスキー」という方は
・ブレンデッドウイスキー・カナディアンウイスキー・アイリッシュウイスキー
「少しくせのあるウイスキー」という方は
・ブレンデッドスコッチウイスキー・バーボンウイスキー
「くせの強いウイスキー」という方は
・シングルモルトウイスキー
「複雑な風味」という方は
・ジャパニーズウイスキー
こんな感じでしょうか
全てのウイスキーを試し飲みするのは不可能でしょうが、ある程度絞った上で試してみるのはいかがでしょうか
是非、今回紹介したウイスキーを試してみてください!