人気カクテルの名前の由来【18選】

どーもVOXです

ジントニック、カシスオレンジ、カンパリソーダ…名前だけ見れば何のお酒を使用しているか簡単にわかるカクテルがある一方で、ベース・割り材ともに名前に全く関係のないカクテルもありますよね

今回はそんな変わった名前のカクテルの由来を紹介していきます!

知っていれば、バーでオーダーするときも参考になるし、雑学としても使えると思います!

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ジン・ベース

ジン・リッキー

ジン+ソーダなのでジン・ソーダでもよさそうですが…
由来は2つあります

①最初に飲んだのが「カーネル・ジム・リッキー」だった
②米軍将校「ジョー・リッキー」が愛飲していた

リッキー・スタイル:ベースにレモンやライムを入れて炭酸を加えたスタイル

ジン・バック

ジン+ジンジャエール

バック(Buck)は雄鹿の意味、「キックのある飲み物」ということで名づけられた

ジン・フィズ

基本的なレシピは、ジン・レモンジュース・砂糖・ソーダ

1888年「ヘンリー・ラモス」がレモンスカッシュにジンを入れたのが始まり
「フィズ」という名称は炭酸ガスが弾ける”シュッ!”という音からつけられたそうです

フィズ・スタイル:ベースに酸味と甘味と炭酸を加えたスタイル

ギムレット

ジン+ライムジュースのショートカクテル

イギリス海軍の軍医だった「ギムレット卿」が、将校のジンの飲みすぎを憂慮して、健康維持のためにライムジュースを混ぜて飲むことを提唱したことから名づけられた

ホワイト・レディ

ジン+ホワイトキュラソー+レモンジュース

ヴィクトリア女王にちなんで名づけられた
ヴィクトリア女王は1840年、自らの結婚式で白いウェディングドレスを着用した、そこから「ウェディングドレス=白」が定着した

マティーニ

ジン+ベルモット
由来は2つ

マルティーニというバーテンダーが考案した(現在のマティーニのレシピとは異なる)
②マティーニの原型となったカクテルで使用されていたベルモットが、イタリアのマルティーニ・エ・ロッシ社製だった

ウォッカ・ベース

モスコー・ミュール

ウォッカ+ジンジャエール

「モスクワのラバ」という意味があり、ジン・バック同様「キックのある飲み物」として名付けられた
なのでウォッカ・バックとも呼ばれる。※ラバとはロバと馬の交雑種だそうです

「モスクワ=Moscow」「ラバ=Mule」で「モスコー・ミュール」

ソルティ・ドッグ

ウォッカ+グレープフルーツジュース+塩

船の甲板員のスラング。潮風や波浪を浴びながら甲板上で仕事をする彼らのことを”塩辛い野郎=ソルティ・ドッグ”と呼ぶようになったのが由来

ブラッディ・メアリー

ウォッカ+トマトジュース

血染めの女王として知られるイングランド女王のメアリー1世の異名から名づけられた

神風(カミカゼ)

ウォッカ+ホワイトキュラソー+ライムジュース

味の切れの鋭さから、日本海軍の神風特攻隊を彷彿とさせることから
発祥地はアメリカ説や横須賀基地説もある

スクリュードライバー

ウォッカ+オレンジジュース…こちらもウォッカオレンジで良さそうですが

イランで働いていたアメリカ人作業員が即席で作ったカクテル。その時ステアするために使用したのが工具のスクリュードライバーだったことから名づけられた

※スクリュードライバーとは「ねじ回し」のことで単純にドライバーのことです

テキーラ・ベース

マルガリータ

テキーラ+ホワイトキュラソー+レモンジュース+塩

1949年「ジャン・ドュレッサー」が考案。ジャン・ドュレッサーの恋人マルガリータが亡くなったのを偲んで名づけられた

エル・ディアブロ

テキーラ+カシス+ジンジャエール

スペイン語で「悪魔」の意味。カシスの妖艶な赤色が悪魔の血のように見えることから名づけられた

ラム・ベース

キューバ・リブレ

ラム+コーラ

キューバ独立戦争の合言葉「Viva Cuba Libra(ビバ・キューバ・リブレ、キューバの自由万歳)」にちなみ独立を祝うために生まれたカクテル

ダイキリ

ラム+ライムジュース+砂糖

キューバにある「ダイキリ」という鉱山が由来
ダイキリで働いていたアメリカ人「ジェニングス・コックス」が、キューバの特産物であるラムにライム・砂糖・氷を入れて作ったのが始まりとされている

XYZ

ラム+ホワイトキュラソー+レモンジュース

XYZはアルファベットの最後。つまり「これ以上のカクテルはない」「これ以上のカクテルは作れない」「〆の一杯(これで終わり)」といった由来がある

ワイン・ベース

キール

白ワイン+カシス

フランスのブルゴーニュ地方にあるディジョンの市長だった「フェリックス・キール」が考案したとされる
第二次世界大戦後、ワインの売れ行き不振に悩んでいたフェリックス・キールは、白ワインをベースとしたカクテルを捜索し、普及させることでワインの販促を図った。カシスを使用した理由はカシスもブルゴーニュ地方特産だったため

ミモザ

シャンパン+オレンジジュース

黄色の花をつけるミモザと色合いが似ていることから名づけられた
この世で一番おいしいオレンジジュース、といわれる

参考にした書籍

 

まとめ

いかがでしょうか、今回はいろいろなカクテルの名前の由来を紹介しました!

世界各国で作られてきたカクテルの歴史がわかりますよね?カシスオレンジも作った人や歴史が違えば、また違った名称で呼ばれていたのかも、と思うと楽しくなってきますよね!

今回紹介していないカクテルでもまだ沢山の変わった名称のカクテルがあります、是非それを調べてカクテルの奥深さを知ってみてはいかがでしょうか!

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