どーもVOXです
お酒に詳しくない方、普段飲まない方にとっては
『ブランデーもウイスキーも同じようなもんでしょ』
と思っている方が多いんじゃないでしょうか?
、、、似て非なるものです!
因みに僕はウイスキーは大好きで毎日のように飲みますが、ブランデーは少し苦手でほとんど飲みません、、、
その逆でブランデーは好きだけど、ウイスキーは、、、という方もいます。それくらい違うお酒なんです!
今回はそんなブランデーとウイスキーの違いを紹介します!
・ブランデーとウイスキーの原料・製造方法
・ブランデーとウイスキーの味
・ブランデーとウイスキーの値段
この記事を書いているVOXは
・ウイスキー検定2級
・ウイスキー歴9年
・カフェバーの店長歴6年
ブランデーとウイスキーの原料・製造方法
まずはそれぞれの原料・製造方法について紹介します
ブランデー | ウイスキー | |
原料 | ブドウ等の果実 | 大麦、ライ麦、トウモロコシ等の穀物 |
製造方法 | 発酵→蒸留→熟成 →ブレンド→ボトリング | 糖化→発酵→蒸留→熟成 →ブレンド→ボトリング |
上の表を見ても分かるように、最大の違いは原料です
ブランデーはブドウ、ウイスキーは穀物
ものすご~く分かりやすく説明すると
ブランデーはワインを蒸溜したもの
ウイスキーはビールを蒸溜したもの
こんな感じです
※正確には違います!あくまでもイメージです!
製造方法も微妙に違う部分があります
まず一つ
原料を発酵させるためには糖分が必要です。ウイスキーの原料である、穀物には糖分がありませんよね、なので麦芽を糖化させてから、発酵させます
ブランデーの原料はブドウ(果実)です。甘いですよね。糖化させる必要はありません
ウイスキーの方がひと手間ありますね
※もっと詳しく説明すると、ウイスキーはモルティングしたり、ブランデーはブドウを圧搾したり、、、と色々あります
もう一つは熟成時の樽です
ウイスキーは必ず木製樽での熟成が必須です
※これがウイスキー特有のウッディさを出しています
ブランデーは木製樽を使用しない場合があります。これは果実本来の風味をそのまま活かすためです
※コニャック等一部のブランデーはオーク樽を使用しなければならない、という定義があります
まあ、何はともあれ最大の違いは原料ということになります
ブランデーとウイスキーの味の違い
ここからは、ブランデーとウイスキーの味の違いについて紹介します
ブランデーは原料に果実を使用していることもあり、フルーティで芳醇、まろやかです。圧搾する際、赤ワインのように種や皮を混ぜないので渋みもありません。「アルコール強めの白ワイン」といったところでしょうか
樽で熟成するブランデーはウッディさもほのかに感じられます
ウイスキーは旨味、スモーキーさ、ウッディさ、芳醇で重厚な味わい、が特徴です。中でもやはり、スコッチに代表されるように、スモーキーさがウイスキーの醍醐味と言えます
ただウイスキーは地域によって味がガラッと変わります
※ブランデーは主にフランスで製造されますが、ウイスキーは今や世界のどこでも製造されています
ですのでスモーキーではなく、フルーティだったりするものもあります
ブランデーとウイスキーを始めて飲む、どっちを買おうか迷ってる、そんな方には
ワイン好きならブランデー
ビール好きならウイスキー
こんな感じで、難しく考えず軽い感じで試してみてください!ブランデーの中でも好みのもの苦手なもの、ウイスキーの中でも好みのもの苦手なものが必ずありますから
ブランデーとウイスキーの値段の違い
最後に「値段の違い」ですが、、、正直ピンキリですw
ブランデーでもウイスキーでも1,000円前後のものから、数万円~数十万円のものもあります
まず試してみたい!というかたはやはり安価なもので試してみてください
僕のおすすめは
ウイスキーなら【ティーチャーズ】
ブランデーなら【クリエール ナポレオン】
まとめ
今回は【ブランデーとウイスキーの違い】について紹介しました!
一番の違いは原料ですね
そして味は大きく分けると
ブランデーはフルーティ、ウイスキーはスモーキー
ワイン好きならブランデー
ビール好きならウイスキー
値段はピンキリ!
こんな感じです
やはり味覚は人それぞれですから、色んなブランデー・ウイスキーを飲んでみて、自分に合ったお酒を探す!これが第一ではないでしょうか!
今までブランデーやウイスキーのようなハードリカーを敬遠していた方はこの記事を参考にして、是非一度飲んでみてください!